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ワックスが頭皮に与える悪影響!原因と対策方法

公開日: 2018年12月27日
更新日: 2023年12月13日  

髪をしっかりスタイリングするために、普段からワックスを利用しているなら、気を付けたいことがあります。

もしかしたら、日常的に使っているワックスが、頭皮にダメージを与えてしまっているかもしれないからです。

ヘアワックスは髪に付けるためのものなので、髪に付けること自体が問題というわけではありません。

しかし、量や使い方によっては、頭皮だけでなく髪にも悪影響を与えてしまいます。

この記事では、ワックスが頭皮にどのような影響を与えるのかを解説します。

ワックスが薄毛の原因になる理由

ワックスに配合されている界面活性剤が薄毛の原因になるとよくいわれます。

界面活性剤が頭皮に付くと、汚れや有害物質を吸着しやすいので、アレルギーや皮膚炎を起こしやすくなるというのです。

また、油分が多くコーティング剤としてシリコンが配合されているものもあるので、頭皮に付くと毛穴を塞ぐ心配があるといわれることもあります。

しかし、そもそもワックスは頭皮に付けないように使用するのが基本です。

注意書きにも頭皮には付けないように書かれています。

ですから、正しい使い方をしないと頭皮に悪影響があり、抜け毛につながることもあるということです。
ただし、ワックスはたくさんつけすぎてしまうと、洗浄力の強いシャンプーで何度も洗わなければいけなくなります。

分厚くワックスを付けた場合、なかなかワックスを洗い流すことができず、取り切れなかったワックスが残ってしまう可能性はあります。

その場合は薄毛の原因になるかもしれません。

ワックスの成分ってどんなもの?頭皮に与える影響は?

一般的なヘアワックスの主成分は油分、水、界面活性剤、アルコール、シリコン等の高分子化合物、防腐剤、香料の7つです。

このうち油分は、髪をまとめたりツヤを出したりする働きをします。

ワックスは油分を乳化させて安定させたものです。

乳化とは、本来混ざり合わないものを均一に混ぜ合わせることをいい、ワックスの場合は油分と水を合わせることをいいます。

油分と水の仲介をするのが界面活性剤の役割です。

界面活性剤は化粧品やシャンプーのほか洗剤などにも使われる化学物質で、たんぱく質を分解する働きもします。

そのため、髪の主成分であるケラチンへの影響が指摘される成分です。
ワックスの伸びをよくするために配合されているアルコールは、空気に触れるとすぐに蒸発してしまうので、直接髪に付けると水分を奪うことが懸念されます。

しかし、手で伸ばしてから使えば特に心配する必要はないでしょう。

シリコンなどは髪の表面をコーティングし、手触りを滑らかにする成分なので、頭皮に付くと毛穴を塞ぐおそれがあります。

パラベン系の殺菌剤が防腐剤として用いられている場合や、化学的に合成された香料が用いられている場合も頭皮や髪に悪影響があるといわれています。

実は間違っている?正しいワックスの使い方の認知度は?

ワックスは使い方を間違えると頭皮に悪影響を与えることがわかりました。

では、影響を受けにくい正しい使い方をできている人はどれくらいいるのでしょうか。

アンケートを取って調べてみました。
【質問】
頭皮にダメージを与えないためのワックスの使い方をご存じですか?

【回答結果】
知らない : 54
なんとなく知っている : 41
知っている : 5

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2018年11月01日~2018年11月08日
有効回答数:100サンプル

正しい使い方を知らない人が過半数

今回のアンケートでは、自信を持って「知っている」と答えた人はたったの5人です。

「知らない」または「なんとなく知っている」と答えた人が大多数で「知らない」と答えた人が過半数を占めました。

「知らない」と回答した人のコメントは次の通りです。

・なんとなく頭皮には直接つけないほうがいい気はするけど、正確には知らない。(40代/会社員/女性)

・普段からあまり使わないので、詳しく調べたことがないから。(20代/学生/男性)

・ワックス自体が頭皮にダメージを与える物だと思っているからです。(30代/個人事業主・フリーランス/男性)

「知らない」という回答を選んだ人のコメントを見ると、人によって回答のニュアンスが異なるようです。

ワックスをほとんど使ったことがない人は、ワックスの使い方自体を知らないと答えていました。

一方、普段ワックスを使っている人は、頭皮を傷めない使い方を知らないと回答していることがうかがえます。

それに対して「なんとなく知っている」と回答した人のコメントは以下の通りです。

・説明書を読んだうえで使っているし、頭皮に直接付かないようにしているのと、使った日はしっかり髪を洗うようにしているので。(20代/無職/女性)

・ワックスは根元よりも毛先に付けたほうがいいと思います。(20代/個人事業主・フリーランス/男性)

・ワックスは油分なので、通常の水分や空気の通りを遮断してしまいます。量をつけ過ぎないほうが良いです。(30代/正社員/男性)

「何となく知っている」と回答した人の多くが、毛穴を塞ぐことがよくないと述べています。

ワックスを直接頭皮につけないこととその日のうちに洗い流すこと、毛先にのみに付けることなどを挙げる声がほとんどでした。
今回のアンケートでは「知っている」「なんとなく知っている」のどちらを選んだ人も、毛穴を塞ぐようにワックスを付けることはよくないと感じていることがうかがえました。

では、このことも踏まえて、ワックスがなぜ薄毛の原因となり得るのかを改めて見ていきましょう。

使うのが悪いわけじゃない?ワックスで薄毛になる原因とは?

ワックスを使うこと自体が薄毛につながっているように思われがちですが実は違います。

界面活性剤が配合されていることが問題視されますが、それは界面活性剤が油分と水を結び付ける働きをするものだからです。

頭皮に付くとホコリや汚れを吸着しやすくなるため、アレルギーや炎症の原因になることが懸念されます。

しかし、ワックスは本来頭皮に付けるものではありません。
ワックスは油分が多く、頭皮に付くと毛穴に詰まりやすい点が問題視されることもあります。

コーティング剤としてシリコンが使われているものは汚れの詰まった毛穴を覆ってしてしまうことになり、落としづらくなることは確かです。

しかし、すべてのワックスにシリコンが使われているわけではなく、頭皮に付けなければ毛穴に詰まることもありません。
ワックスを落とすために洗浄力の強いシャンプー剤を使って何度も洗うと、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまうことが薄毛の原因になるといわれることもあります。

皮脂を奪いすぎると頭皮が乾燥しやすくなるため、薄毛につながるといわれるのです。

しかし、適量のワックス使用であれば、大量のシャンプーを使用する必要はないでしょう。

ワックスを使う時は要注意!頭皮にダメージを与えないためのポイント

頭皮にダメージを与えないためには、ワックスを頭皮に付けないようにすることが大前提です。

そのためには、正しい付け方を覚えて実践することが欠かせません。

まず、ワックスの使用量は適量を守ることが大事です。

髪の長さやワックスの種類にもよりますが、1円玉大から10円玉大で十分です。

手のひらに取ったワックスを両手で透明になるまで薄く延ばしましょう。

指の間や先までしっかりと伸ばすことで、含まれているアルコールが蒸発し、髪の水分を奪う心配はなくなります。
両手で伸ばしたワックスを髪に付けていくときは、バック、サイド、トップ、フロントの順番で付けていきます。

バックやサイドを刈り上げていてスタイリングの必要がない場合は、トップからフロントという順番です。

頭皮に付けないように気を付けながら、髪を軽くつかむようにしてもみ込むと、薄く髪全体に付けることができます。

全体にワックスをなじませてから、手早く手櫛で空気を含ませるようにスタイリングすると頭皮に負担がかかりません。

シャンプーの方法も大切?ワックスを落とすための髪の洗い方

ワックスをすっきりと落としつつ、頭皮にダメージを与えにくい洗い方を覚えましょう。

まず、頭皮や毛に付いたホコリや汚れなどを、お湯だけで洗い流します。

頭皮にダメージを与えないように、39度~40度のぬるま湯で軽く洗い流す程度で十分です。

次に、2度に分けて異なる洗い方でシャンプーを使った洗髪をします。

1回目は髪の毛をコーティングしたワックスを落とすシャンプーです。

洗浄力のあるシャンプーを手で泡立てたあと、ワックスを付けたときと同じような要領で髪をつかむようにもみ込み、お湯ですすぎます。

1回目は頭皮を洗わないようにするのがポイントです。

2回目はアミノ酸系か育毛成分の入ったシャンプーで頭皮をマッサージするように洗います。

薄毛にはワックス以上に心配なジェルの影響

ジェルはきちんと特徴を理解して使用することが大事です。

ジェルの性質を無視して自己流の使い方をすると、ワックス以上に薄毛に悪影響を与える心配があります。

ワックスで懸念される界面活性剤は、ジェルにも含まれているうえに、ジェルのほうが1回の使用量が多いからです。

界面活性剤が汚れなどを吸着することも心配されますが、頭皮に付きやすいほうが薄毛には影響が大きいでしょう。
ジェルもきちんと手で伸ばしてから髪に付けるのが正しい使い方ですが、手に取ったら十分に伸ばさずにたっぷりつけてしまうことが少なくありません。

ワックスとは違い、ジェルは少し濡れた髪に付けるので、頭皮や髪の根元に付きやすく、そのまま固まってしまう可能性があります。

何よりも薄毛に影響が大きいのは強いホールド力です。

固まってしまうとスタイリングを治せないので、無理やり櫛やブラシで崩してスタイルを作り直すと、髪や頭皮への負担が大きくなります。

 

頭皮に優しいワックスの選び方・使い方を覚えよう

薄毛の人がワックスを選ぶなら、成分に注目した選び方をしましょう。

ワックスのなかには、界面活性剤やシリコンなどを配合していないオーガニックのワックスもあります。

肌に優しい成分を配合しているものは、主成分の油分にもこだわっているので安心です。

ハンドクリームやボディークリームに使うような油分を利用しているワックスを選ぶと、万が一頭皮に付いたときでもダメージが小さくて済むでしょう。

ワックスが頭皮に付くと悪影響があることは確かですが、ワックスを使わないことで、過度なブラッシングや長時間のドライヤーが必要になったのでは本末転倒です。

頭皮にワックスが付かないように注意し、髪全体に薄く伸ばすようにすれば、頭皮へのダメージを減らせます。

ワックスを使うこと自体を悪いと決めつけるのではなく、使い方を工夫してみましょう。

ワックスの使用量も適量に抑えれば、過剰なシャンプーによって頭皮を傷めることを防げるはずです。
関連記事:「手遅れになる前に知りたい!薄毛とワックスの気になる関係

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薄毛のお悩みはプロに相談することが一番の近道です

薄毛、抜け毛の原因は遺伝、日常的なストレス、生活習慣など個人差があります。これらが原因で、頭皮環境が悪化し、毛穴の汚れや血行不良を引き起こし、薄毛に繋がってしまいます。

そのため、自分に合っていないケアをしていても改善はしません。
大切なのは抜け毛の原因を調べ、その原因にあった正しいアプローチをすること。

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この記事の監修 株式会社バイオテック

育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。

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