HAIR GROWTH
発毛・育毛
ストレスによる抜け毛・薄毛の1つの原因は、毛髪を生成するのに不可欠な亜鉛がストレスを軽減するために消費されることが挙げられます。
そこで、ストレスがかかると不足しがちな栄養素についてなど、抜け毛・薄毛への影響を少しでも小さくするための対策方法を解説します。
目次
薄毛の原因に?ストレスを感じる瞬間を調査
まずは、ストレスを感じやすいのはどんなときなのか、アンケートを取って調べてみました。
日々の生活がストレスの連続
・仕事場での業務や関係先との取引や人間関係が日々のストレスです。仕事が忙しいと本当きついです。(30代/会社員/男性)
・仕事が忙しく十分な休息がとれないとき。また、負担の多い仕事を複数同時に抱えているときにストレスを感じる。(40代/その他専門職/女性)
・子どもがまだ小さいので、自分の時間が思うようにとれないのがストレスです。(30代/専業主婦・主夫/女性)
・親などの価値観の違う世代と話をしているときに感じます(40代/会社員/男性)
・働いている時は合わない方と仕事をしている時に感じました。育児では睡眠時間がきちんと取れない時にストレスを感じました。(20代/専業主婦・主夫/女性)
・恋人や親、兄弟とうまくいかなかったり、バイトで先輩に怒られたり、学校で先生に怒られたりと様々な時にストレスを感じます。最近は体を絞るために食事制限をしているのでそれは結構大きなストレスを感じます。(20代/学生/男性)
【質問】
ストレスを感じる瞬間について教えてください。
【回答結果】
フリー回答
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年2月23日~2017年2月24日
有効回答数:215サンプル
みなさん、さまざまな場面でストレスを感じている様子がうかがえます。
特に、他人が絡む事柄でストレスを感じるというコメントが目立ちました。
今回のアンケートの結果からは、仕事先でも自宅でも常にストレスを感じている人と、特定の場面だけでストレスを感じている人がいて、同じ出来事でもストレスと感じる人と感じない人がいるように感じられました。
では、日頃から感じるストレスは抜け毛にどのような影響を与えるのでしょうか?ここからはストレスと抜け毛や薄毛の関係を見ていきましょう。
ストレスが抜け毛を引き起こす?
ストレスが抜け毛の原因になるというのには根拠があります。
ストレスを受けると、ストレスを軽減するために、毛髪を生成するのに不可欠な亜鉛を消費してしまうというのが1つの理由です。
毛髪の主成分はケラチンというたんぱく質です。
そのタンパク質を合成するときには亜鉛が欠かせません。
また、亜鉛は男性型脱毛症に大きく関係している5αリダクターゼの働きを抑える役目もしています。
そのため、健康な毛髪を作るためにも、脱毛を予防するためにも不可欠な亜鉛を消費してしまうストレスは、抜け毛を引き起こす原因ということができるのです。
また、ストレスを受けると、交感神経が優位に働くことになり、血管が収縮します。
その結果、毛細血管が集まっている頭皮には血液が行き渡りにくくなります。
ストレスを感じたときには、生命維持に必要な部位に優先的に血液を送り込もうとするからです。
血行が悪くなると、毛根に栄養素も酸素も十分に行き渡らなくなるために、毛髪が正常に成長しなくなり、抜け毛が目立つようになります。
さらに、ストレスを感じると男性ホルモンの分泌量が増えることも、抜け毛を引き起こす原因と考えられます。
ストレスによる抜け毛は回復する?
ストレスが原因で起こっている抜け毛は、ストレスが解消すると自然に治まることが少なくありません。
ストレスによって亜鉛を消費してしまうことがなくなれば、髪の毛を作るたんぱく質の合成も正常に行われるようになるからです。
もちろん、ストレスが無くなれば、乱れていた自律神経やホルモンバランスも改善されるため、血流も改善します。
血流が改善すれば、栄養素や酸素も毛根まで行き届くようになるため、抜け毛が治まる可能性は高いと言えます。
ストレスの原因自体が無くなっていなくても、ストレスの受け止め方が変われば、自律神経やホルモンのバランスへの影響がなくなります。
その結果抜け毛も減ってくるため、ストレスの原因を無くすことよりもストレスをうまく解消することのほうが抜け毛予防には大事です。
もちろん、ストレスを解消しても治まらない抜け毛もあります。
ストレス以外の要因も複合的に絡んでいる抜け毛は、ストレスを軽減しただけでは治まりません。
しかし、他の原因も探りつつ、ストレスに対する耐性も付けていけば、抜け毛が回復する可能性が高まります。
ストレス性の抜け毛に対する対策方法
抜け毛対策としては、原因となっているストレスがかからない状態にするのが一番ですが、現実的に無理なことが多いでしょう。
たとえば、職場や家庭における人間関係がストレスになっている場合、ストレスの原因自体を無くすことは基本的に不可能です。
このような場合は、受け止め方や処理の仕方を変えるしか方法がありません。
同じ状況でもストレスを感じる人と感じない人がいるのは、自分の中で状況をどのように受け止めて、どのように処理するかという部分が違うからでしょう。
ストレスの受け止め方は性格的な部分が大きいため、なかなか簡単には変えられないかもしれませんが、処理の仕方は比較的簡単に変えられます。
ストレスを自分の中に蓄積してしまう人は、こまめに発散させることを覚えましょう。
自分の好きなことをしてリラックスする時間を作れば、それがストレスを減らすことに繋がり、結果的に抜け毛を減らすことにもなります。
また、ストレスによって不足する亜鉛をサプリメントで補給したり、頭皮の血流を促進させるために、頭部にあるツボを刺激したりすることも効果的です。
ストレスによる抜け毛のメカニズムがわかっていれば、ストレスによる影響を小さくすることも難しくはありません。
薄毛の悩みもストレスかも?まずは専門家に相談する事も大切
ストレスを感じることなく生活をしている人はほとんどいないはずです。
成人であれば、日々何らかのストレスを感じながら生きているのが普通でしょう。
ですから、ストレスが原因で抜け毛が起こった場合、ストレスの原因を無くすのは難しいかもしれません。
しかし、上手にストレスを発散すれば、ストレスによる抜け毛は基本的に回復します。
もし、薄毛や抜け毛が増えているように感じることがストレスになっている場合や、抜け毛の原因がはっきりしない場合は専門サロンにも相談するのも一つの手です。
バイオテックではお客様のお悩みに親身に寄り添ったカウンセリングを大事にしています。
また、約90分間の「お試し体験」では、頭皮チェックと抜け毛防止ケアの技術体験を通じ、お一人おひとりの頭皮状態に合った「予防」から「対策」まで総合的な頭皮ケアのアドバイスも行っています。
早期解決に向けて、まずはお試し体験を検討することからはじめてみてください。
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この記事の監修
EDITORIAL SUPERVISION
株式会社バイオテック
育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。