つむじが薄いと感じたら!女性の薄毛の原因と対策
公開日: 2017年8月2日女性の場合の薄毛は、ホルモンバランスの乱れや髪を強く引っ張るような髪型、日焼けによるものなど様々な原因があります。
そこで、女性特有の薄毛のメカニズムや「つむじ周りが薄くなってきた」「おでこやこめかみの生え際周辺が薄くなってきた」といった分け目や生え際など女性の多くが悩む部位の薄毛について、原因や対策について解説します。
大人の女性に聞いた!薄毛が気になるパーツとは
最初に、女性にとって薄毛が気になる部位はどこなのかという点を改めて確認してみました。
やっぱり目立つつむじがいちばん気になる
・薄毛ではないのに、つむじの部分だけ薄い感じがする。分け目が強く割れるせいか地肌が見えている感じが気になる。(50代/その他専門職/女性)
・つむじ周り、頭の上のほうが薄くなっていてやばいよとヒトに教えられてから、気になるようになりました。おでこも生え際が上がったのか、広くなって顔が大きくなったように感じ始めたので、前髪を作りました。(30代/パート・アルバイト/女性)
・頭の上部のつむじの辺りと、前髪を上げた時のおでこと髪の生え際の境目。(30代/専業主婦・主夫/女性)
・つむじと全体的なボリュームが少ないこと。(50代/自営業(個人事業主)/女性)
・全体的にだけれども特に天頂部とこめかみの部分。(40代/パート・アルバイト/女性)
・てっぺんの部分の薄毛が気になる。自分よりも背の高い人と会う時や、お辞儀をする時に、見えているんだろうなと気になってしまう。(30代/専業主婦・主夫/女性)
【質問】
薄毛が気になるのは頭のどの部分ですか?
【回答結果】
フリー回答
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:30代~60代の女性
調査期間:2017年2月22日~2017年2月23日
有効回答数:170サンプル
女性の薄毛は全体的に薄くなっていくものですが、実際にはつむじ周りが最も薄いと感じるという人が目立ちました。
つむじに次いで多かったのが分け目や生え際だったことから、地肌が見えやすい部位や、見える面積が広く感じられる部分が女性にとって気になる部分であることがうかがえます。
では、どうしてつむじ周りが薄くなるのでしょうか?その原因を見てみましょう。
女性のつむじが薄くなる原因
女性の場合、薄毛の原因の多くはホルモンバランスの乱れです。
出産後、更年期とも女性ホルモンの分泌量が急激に減ることが関係しています。
しかし、女性特有のホルモンバランスの乱れによる薄毛は、ピンポイントではなく全体的な薄毛となって現れることがほとんどです。
それなのにつむじから薄くなったように感じられるのにはわけがあります。
女性の場合、間違ったヘアケアがつむじ周りの頭皮に炎症を起こさせている可能性があります。
シャンプーやスタイリング剤の成分が肌質に合わないものだったり、刺激が強すぎたりすると、地肌があらわになっているつむじにダメージが起きやすくなります。
洗浄力が強すぎるシャンプーや洗い流してもきちんと落とせないスタイリング剤を使用するのは避けたほうがよいでしょう。
また、女性の場合は髪型にもつむじを薄くしやすいポイントがあります。
まとめ髪を作るときなどに強く引っ張ると毛の根元がダメージを受けるため、引っ張り過ぎないことが大事です。
それから、日焼けを気にする女性でも自分の目からは見えないつむじは無防備になることがあります。
炎天下で帽子もかぶらずに過ごしていると、つむじ部分だけ強い紫外線を受けて日焼けしてしまうということもあります。
それを毎年のように繰り返していると、つむじ周りから薄毛が進行することになります。
つむじの薄毛を予防する対策をご紹介
つむじの薄毛は、まず細い産毛状の毛が目立つところから始まるため、薄毛を予防するためには、しっかりとした毛が育つ頭皮環境と毛根への栄養補給が大事になります。
そのためには、普段の生活習慣を見直すことがまず必要です。
睡眠不足や暴飲暴食、喫煙、過度の飲酒などは頭皮の血流を悪くします。
しかも、自律神経を乱すことにもつながるため、出産後や更年期でなくてもホルモン分泌のバランスが悪くなってしまいます。
ですから、規則正しい生活や栄養バランスのよい食事を心がけるだけでも薄毛の予防に繋がります。
また、女性の場合、間違ったヘアケアを続けていることが薄毛の原因になっていることが少なくありません。
特にブラッシングとドライヤーの当て方、スタイリング剤の量などを間違っていると、頭の中でも直接地肌に影響が出やすいつむじ周りから薄毛になってしまいます。
なかでもドライヤーのかけ方を間違っていることが多く、熱で地肌に炎症が起こってしまうことが少なくありません。
近い位置から同じ場所に長時間ドライヤーを当て続けるのは厳禁です。
ドライヤーの上手な当て方は、プロの美容師に質問してみると教えてもらえるはずです。
ここにも注意!薄くなりやすいパーツ
女性の場合、つむじと共に薄くなりやすいパーツというと分け目やおでこの生え際などが挙げられます。
ホルモンバランスの乱れでは髪全体が薄くなるのが普通ですが、特に薄くなりやすい部位があるのにはわけがあります。
例えば、同じ位置で毎日のように分け目を作って髪を束ねていると分け目がどうしても薄くなりやすくなります。
髪を引っ張る力が同じ位置にかかるため、毛根周辺がダメージを受けやすいからです。
おでこやこめかみが薄いと感じる場合も同様です。
ヘアスタイルを作るときに、同じ部分に集中的に力がかかったり、ドライヤーの熱がかかったりすると、その部分が薄毛になりやすくなります。
ですから、たまには分け目を別のところに作ったり、定期的に髪型を変えたりすると、決まった部位だけが薄くなるのを避けられます。
つむじの薄毛はまず原因特定から
女性の薄毛は男性と比べると進行しにくいものですが、ホルモンバランスの乱れや生活習慣、紫外線による頭皮へのダメージなど、薄毛を進行させてしまう原因は様々です。
そこでまず大切なのは、原因をきちんと把握し、それぞれの原因に適した対策を行うこと。
なかでも、間違ったヘアケア対策を行ってしまっている場合には、そのまま放っておくとどんどん薄毛が進行してしまい、悩みが深刻化してしまう可能性もあります。
もしも、どんな対策を行ってよいか分からない場合は、専門サロンに相談するのも一つの手です。
バイオテックではカウンセラーによる頭皮チェックをはじめ、サロンでの技術(抜け毛防止ケア)を無料で体感いただける「無料体験」をご用意しております。
頭皮チェックでは200倍のスコープを用いて頭皮をしっかりと確認。技術中に抜けた毛髪を研究室に送り、分析も行います。分析結果を元に脱毛の原因を特定し、その後のヘアケアについてのアドバイスなども行うことができます。
サロンスタッフは全員女性。女性特有のお悩みについても理解があるため、安心して相談することができるでしょう。
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