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抜くのはダメ!白髪が生える原因と正しい対処法

公開日: 2019年7月3日
更新日: 2019年7月3日  


白髪があると、実際の年齢よりも上に見られてしまいがちですよね。年齢を重ねたことにより白髪が増えてしまうこともありますが、まだ年齢的に若いのに白髪があることに悩む人も少なくありません。白髪はなぜ生えてしまうのでしょうか。また、対処する方法はあるのでしょうか。この記事では、白髪が生える原因やしくみと間違った対処法、正しい対処法について解説します。

髪の構造と白髪が生える仕組み


髪の色は、髪の中にあるメラニン色素の量によって決まります。黒い髪には黒褐色のメラニン色素が多く含まれている一方、白髪の中にはメラニン色素がほとんどありません。髪の毛は毛根で作られるものの、作られた直後からメラニン色素を含んでいるわけではないのです。生えたばかりの髪は、すべて白い色をしています。毛根の先端には毛乳頭があり、毛細血管から取り込んだ栄養を周囲にある毛母細胞に供給するのです。毛母細胞が栄養をもらって細胞分裂を繰り返すことによって、髪は作られます。一方、毛母細胞の周辺にはメラノサイトという色素形成細胞があり、ここでメラニン細胞が作られるのです。

毛母細胞によって作られたばかりの白い髪は、毛根で成長する間にメラノサイトからメラニン色素を取り込むことによって、黒い色になります。そして、黒い色の髪として頭皮から生えてくるのです。メラノサイトがメラニン色素を生成するためには、チロシナーゼと呼ばれる酵素の働きかけが要ります。チロシナーゼは年齢を重ねると減少してしまうため、メラノサイトの機能は低下してしまうのです。その結果、髪に色が付かずにそのまま生えてきてしまいます。年齢を重ねると白髪が生えてくるのには、こうした原因があるのです。また、何らかの理由によってメラノサイトがなくなってしまったときも、白髪が生えてきます。メラノサイトがなくなったりチロシナーゼが減少したりする原因は、まだはっきりとは解明されていません。

白髪が生える主な原因

白髪が生える原因は、大きく分けて3つあるといわれています。1つ目は、加齢によるものです。白髪の多くは年齢を重ねたことによって生えますが、いつ白髪が生えてくるかは人によって差があります。2つ目は、遺伝的な要因によるものです。人によって白髪になりやすい場合とそうでない場合があり、遺伝的要因が関係しているといわれています。若白髪といわれる人の場合は、10~20代で白髪が出てくることも少なくありません。

また、メラノサイトを維持させたり黒くさせたりするのに重要な役割を果たす遺伝子の現れる量が、黒髪と比べると白髪は少なくなっているという研究結果が発表されています。さらに、特殊な例ではあるものの、遺伝的な要因によって元々色素形成能力がない人も白髪が生えてしまうのです。その他、病気が原因のものとして、皮膚が部分的に脱色する白斑症が頭皮に起こることによって、その部分が白髪になってしまう場合もあります。

3つ目は、精神的なストレスやその他の原因によるものです。心配事があると一晩で頭が真っ白になるといわれるように、大きなストレスがかかると白髪になることがあります。ただし、本当に一晩で頭が真っ白になってしまうことはありません。また、栄養状態が悪い場合、栄養素が取り込まれる優先順位は生命維持に関係する臓器が高くなります。髪は生命維持に関わる度合いが低いため、栄養不足の場合に真っ先に栄養が行き渡らなくなってしまい、その結果白髪になってしまうのです。この他に、薬の副作用や代謝障害などが原因で白髪になってしまうこともあります。

白髪にも種類がある

毛髪には、2~6年の成長期・2週間の退行期・3カ月の休止期の3つのヘアコンディションがあり、新しく作られて生えては抜けることを繰り返します。このうち、80~90%の髪の毛は成長期にあたるのです。白髪になってしまうパターンは2種類あります。まずは、成長期の途中で白髪になってしまい、そのまま伸び続けるパターンです。これは、毛母細胞の周辺にあるメラノサイトが突然死んでしまったり、活動をやめてしまったりすることが原因で起こります。髪の毛が抜けて生え変わると白髪が生えてきてしまうのです。2つ目のパターンの場合は、成長期の途中でだんだん髪の色素の色が薄くなっていき、そのまま伸びます。年齢を重ねたことによって毛母細胞の周辺にあるメラノサイトが次第に元気を失ったことが原因です。メラノサイトは、最終的にすべて死んでしまう場合も少なくありません。

白髪を抜くのは間違った対処法

黒髪の中に白髪があると、キラキラ光って気になりますよね。白髪を見つけてしまうと、つい抜いてしまうという人もいるのではないでしょうか。しかし、白髪を抜いても白髪をなくす根本的な解決にはならないばかりか、頭皮に負担をかけてしまうことになるため、良くないです。一度白髪になってしまうと、黒くなることはほとんどないといわれています。しばしば、白髪を抜くと増えるといわれていますが、これは嘘です。また、無理に白髪を抜くと、毛穴を傷めてしまうことも少なくありません。

頭皮の1つの毛穴からは2~3本の髪が生えるといわれており、白髪になるのはそのうちの1本だけの可能性もあります。そのため、無理に髪を抜いてしまうと、周辺の健康な髪や頭皮を傷つけてしまう恐れがあるのです。毛根や頭皮を傷つけてしまうと、次に生える髪の成長にも影響しかねません。白髪を見つけてしまったときは、根元から切ると良いです。蛍光灯の下なら白髪が光るので、探しやすいでしょう。切るときは、他の髪まで切ってしまわないように、白髪だけを根元から立ち上げます。ハサミを髪の根元まで滑らせて切りましょう。刃は横ではなく上を向くように力を調整すると良いです。

白髪が生えたときの正しい対処法


白髪が目立って気になる場合は、白髪染めやヘアマニキュアなどを施すと良いです。ただし、白髪染めやヘアマニキュアなどは頭皮への負担も大きいため、使用する前に忘れずにパッチテストを行いましょう。また、シャンプーのときに使えるカラーリンスなどを使ってみるのも1つの方法です。さらに、毎日のシャンプーの仕方を見直してみましょう。シャンプーをするときには、両手の指の腹で頭皮をもむようにします。しかし、手指だけで頭皮全体をむらなく洗うことは簡単ではありません。指で洗いにくい部分の汚れを落とすためには、シャンプーブラシを使うと効果的です。シャンプーブラシを使うことによって、頭皮のマッサージもできます。

さらに、シャンプーをした後に洗い残しがあると、頭皮が乾燥したり、べたついたり、皮脂詰まりを起こしたりしかねません。髪へ栄養を行きわたらせるためにも、頭皮にシャンプーの洗い残しがないようにしておくことが大切です。シャンプーをした後は、すすぎを入念に行いましょう。髪のべたつきが感じられなくなるまで洗うことがポイントです。この他に、マッサージ器具や頭皮用の美容液を使うのも効果が期待できます。白髪は生え際・頭頂部・耳の上に出やすいといわれているため、これらの部分に頭皮用の美容液を使うと良いでしょう。ローションを使うことで頭皮に栄養を届けることができ、健康な髪が生えやすくなります。

白髪が増えたら頭皮環境を見直すことも大切

年齢を重ねたことやさまざまな原因によって、白髪が生えてくることがあります。また、白髪対策をしても増えてしまって気になる場合は、頭皮環境に問題があることが少なくありません。その場合は、頭皮や髪のプロに話を聞くことができる育毛専門サロンで相談すると効果的です。白髪が気になっている人は、育毛専門サロンで気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

薄毛のお悩みはプロに相談することが一番の近道です

薄毛、抜け毛の原因は遺伝、日常的なストレス、生活習慣など個人差があります。これらが原因で、頭皮環境が悪化し、毛穴の汚れや血行不良を引き起こし、薄毛に繋がってしまいます。

そのため、自分に合っていないケアをしていても改善はしません。
大切なのは抜け毛の原因を調べ、その原因にあった正しいアプローチをすること。

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この記事の監修 株式会社バイオテック

育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。

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