HAIR GROWTH
発毛・育毛
髪が薄いと言ってもどこが薄いかによってかなり印象が変わります。その点男女ともに老けて見られがちなのがつむじの薄い状態です。つむじの薄毛の原因には、先天性のものと後天性のものがあります。
では、この2つは具体的にどこがどのように違うのでしょうか?また、これらは同じように対処しても効果があるのでしょうか?
ここでは、つむじの薄毛に悩んでいる方のために、先天性と後天性のつむじの薄毛がどのように違うのか、それぞれの原因と正しい対策方法をご紹介します。
髪のお悩みの中でも多い!つむじにまつわるコメントまとめ
まずは、つむじの薄毛が気になるシチューエーションについて質問をしてみました。
自分の視線も他人の視線もみんな怖い
・何の気無しに頭を触ったり掻いたりして思いのほか感触が薄かった時。(20代/会社員/男性)・友人が後ろから取ったスマホの写真を見て、う・・・ちょっとつむじがやばい!!と気づきました。普段、見ないですからね。(50代/会社員/男性)
・他の人のつむじの薄毛に気づいた時に、自分もそうなのかなと気になります。(40代/専業主婦・主夫/女性)
・人が前にいる場合は前に深くお辞儀をしたり、また物を拾ったりするとき。人が後ろにいる場合はその場で上を向いたときや自分より背の高い人が後ろにいた時などきになる。(40代/パート・アルバイト/女性)
・電車などで座席に座っている時に目の前に立っている方や、立っていても後ろの方の視線が気になります。自意識過剰かもしれませんが、人込みの後ろに人がいる人の視線が怖いし恥ずかしいです。(40代/会社員/男性)
・鏡を見て、髪の毛のセットをしているとき、つむじの周辺だけうまく髪の毛のセットができないときには気にかかる。(30代/会社員/男性)
【質問】
どのようなときにつむじの薄毛が気になりますか?
【回答結果】
フリー回答
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年2月22日~2017年2月23日
有効回答数:182サンプル
今回のアンケートでは、他人の視線がつむじに向いていること自体が怖いという意見が多く見られました。特に相手が注目していなくても、自分のつむじが相手の視界に入るだけで見られている気になってしまうようです。
また、背後から撮られた写真を見るとショックを受けるという意見もありました。見る気はなくても自分の目は薄毛の部分に向いてしまうため、他人の目よりも厄介な部分があるのかもしれません。
このように様々な場面で多くの人を悩ませるつむじの薄毛ですが、原因のひとつに生まれつきというのがあるそうです。
生まれつき?つむじが薄くなる原因とは
つむじが薄くなる原因で先天性のもの、つまり生まれつきと言われる物はAGAという種類の脱毛です。
AGAは男性独特の薄毛で、男性ホルモンが大きく関わっています。
AGAはテストステロンがジヒドロテストステロンに変わることで起きますが、ただジヒドロテストステロンに変わっただけではつむじが薄い状態にはなりません。
X染色体上にあるアンドロゲンという男性ホルモンの受容体が敏感だとジヒドロテストステロンと結びつきやすくなり薄毛に繋がるというメカニズムです。
このアンドロゲンの受容体はX染色体上にあるわけですから、母方の遺伝子の影響を受けます。
つまり、母方の親戚を見たときにつむじが薄い人が多ければ薄毛になりやすいと言えるということです。
では、母方の遺伝子しかつむじの薄毛には関係ないのかと言えばそうではありません。
テストステロンと結びついてジヒドロテストステロンになる5αリダクターゼという酵素がどのくらい活発に働くかは両親どちらからも受け継がれます。
5αリダクターゼの活動度は両親いずれかの優性遺伝として受け継がれるため、どちらかが持っていれば受け継がれる可能性は高くなります。
ですから、結局は、アンドロゲン受容体が受け継がれていると、つむじの薄毛になりやすいわけです。
つむじの薄毛対策方法とは
つむじの薄毛の原因はAGAだけではありません。
後天性の薄毛の場合には、生活習慣などを見直すことで改善する可能性があります。
後天性の原因として考えられるのは、喫煙、食生活の乱れ、睡眠不足、パーマやカラーリングなどによる頭皮への負担などです。
ですから、先天性か後天性か原因がはっきりしていない場合でも、後天性の原因になるものを取り除いていくとつむじの薄毛の原因も突き止められます。
喫煙が薄毛の原因になるのは、ニコチンの摂取によって血流が悪くなるからです。
禁煙をすれば、ニコチンの摂取が無くなり、頭皮に栄養分が運ばれやすくなります。
食生活の乱れが薄毛に影響するのは、血流が悪くなるのと同時に、丈夫な髪の毛が作られなくなってしまうからです。
丈夫な髪の毛を作るためには、タンパク質、ビタミン、亜鉛などいろいろな栄養素が必要です。
ところが、インスタント食品やスナック菓子ばかりを食べているとビタミンや亜鉛不足になり髪の毛が痩せてしまいます。
食生活を見直すことで薄毛対策になるというのはこの点が関係しています。
睡眠不足は自律神経を乱します。
自律神経はホルモンバランスにも関係するため、良質な睡眠をたっぷりとるように心がけることで薄毛が解消されると考えられます。
パーマやカラーリングなどは、髪以上に頭皮を傷めます。
頭皮に負担をかけると薄毛になりやすいため、頭皮へかかる負担を減らすことが薄毛の解消に繋がります。
つむじの薄毛は原因を突き止めて正しいケアをすることが大切
つむじの薄毛には生まれつきのものもありますが、後天性の原因で起こるものも少なくありません。
ですから、つむじの薄毛が気になり始めたら、まずは後天性の薄毛の原因となるものを無くすことから対策を始めましょう。
それと同時に、抜け毛の様子を観察することも大事です。
もしも後天性の薄毛の原因となる点を改善しても薄毛が改善されない場合や抜け毛の毛根部分を見て先天性の薄毛である可能性がある場合には、
専門サロンで原因を確認し正しく対策を行っていくことが大切です。
バイオテックのお試し体験では、頭皮チェック・頭皮の洗浄・現状報告書による薄毛の原因開設などが受けられます。
できるだけ早くご自身の症状に合った対策をはじめるようにしましょう。
関連記事:「つむじが薄いと感じたら!原因に合わせた対策方法を紹介」
この記事の監修
EDITORIAL SUPERVISION
株式会社バイオテック
育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。