HAIR GROWTH
発毛・育毛
AGAによる薄毛は遺伝的な要素が強いといわれていますが、遺伝だけが関係しているわけではありません。
遺伝以外の要素も深く関係しています。
薄毛対策は、原因に応じた対策方法を選ぶことが重要です。
「家族に薄毛の人がいるからきっとAGAだろう」というように決めつけて誤った対策をしてしまうと、かえって薄毛の進行を速めてしまうかもしれません。
正確な原因を知るために、まずは検査を受けましょう。
この記事では、2種類あるAGA検査の方法を紹介し、違いについて解説します。
目次
髪の毛の未来は今のうちに知っておきたい?
まずは、将来自分の髪の毛がどうなるかを知りたい人が多いのか少ないのかアンケートを取って調べてみました。
【質問】
将来的に薄毛になる可能性があるとしたら、できるだけ早めに知りたいですか?
【回答結果】
はい : 85
いいえ : 15
調査地域:全国
調査対象:【性別】男性
調査期間:2018年10月10日~2018年10月17日
有効回答数:100サンプル
髪の毛がどうなるかを知りたい人が大多数
今回のアンケートでは、自分が将来薄毛になるかどうかを早めに知りたいという人が85%を占めました。
・早めに情報を得ることができれば、治療を早く行えるからです。
また、治らないまでも薄毛の進行を少しでも遅らせることができると考えます。(40代/男性/正社員)
・薄毛になってしまってからでは遅いと思うため。回復できる方法があったとしても治療中は薄毛の状態で過ごすと言う事がストレス。事前に可能性が分かっていれば予防する方法を調べるので、やはり対処療法より事前予防が魅力的です。(20代/男性/個人事業主・フリーランス)
・年齢が30~40代頃に薄くなるなら開き直って様々な髪型を存分に楽しみたいが、それ以降まで薄くならないなら、髪を傷めるようなことは避けて、大事にしたい。髪遊びをいつまでするかや、髪との決別までの過ごし方や、薄くなってからどうするかなど、受け入れるまでの気持ちや判断が楽になるんじゃないかと思いました。(20代/男性/派遣社員)
早めに知りたいと答えた人のコメントを見ると、早めに知ることで予防ができるという意見が目立ちます。
髪が減ってから治療を行うよりも、減る前に予防した方が効果的だと考えているようです。
また、薄くなってしまうなら心の準備をしたいという声や、髪をどのようにケアするかを考える材料にするという声も見られました。
一方、将来髪がどうなるかを知りたくないと答えた人のコメントは次の通りです。
・早めに知ると、余計なことを考えそう。(40代/男性/派遣社員)
・昨今の技術があれば薄毛になり始めてからの対処で充分だと思うからです。(20代/男性/正社員)
・加齢とともに薄毛になるのはやむを得ないからです。(40代/男性/正社員)
知りたくない理由は人によって異なりますが、知ることで余計なストレスを感じたくない人と、加齢で薄毛になることは仕方がないと受け入れている人がいるようです。また、前もって対策をしなくても、実際に薄毛になってからそれに応じた対処をすればよいと考えている様子もうかがえました。
今回のアンケートから、多くの男性は、自分の髪の毛が将来どのようになるのかを知って、適切な対策をしたいと考えていることがわかりました。
前もって予防したいか、実際に症状が出てから対策を打ちたいかという考え方の違いが、結果に反映したようです。
では、ここからは将来薄毛になる可能性を調べる方法について見ていきましょう。
2種類のAGA検査方法
AGA検査の方法には、病院で受ける検査と自宅でできる検査の2種類があります。
自宅でできる検査とは、検査キットを用いた検査のことです。
これら2つの検査は目的や調べられる内容が異なるので、結果が判明するまでの期間や費用などにも差があります。
ですから、AGAに関するどんなことを調べたいのかによって使い分けることが大事です。
病院で行う検査は、頭皮検査と血液による遺伝子検査の2つで、目的も3つあります。
1つは薄毛がAGAによるものなのか他の病気によるものなのかを調べること、もう1つはAGAの発症原因を調べることです。
さらに薄毛の原因を特定したうえで、AGA治療に用いるフィナステリドが体質的に効くか否かを調べる目的もあります。
それに対して、検査キットによる検査では、あまり詳しいことは検査できません。
AGA発症のリスクを調べるための検査です。
口腔粘膜などキットで指定された検体を採取し、検査会社に送って調べてもらいます。
検査会社ごとに異なりますが、結果が出るまで数週間~1カ月程度かかるのが一般的です。
手軽な検査キットと正確性の病院検査!そのメリットとデメリットは?
検査キットで行う検査と、病院検査では、それぞれメリットとデメリットがあります。
検査キットでの検査は、誰でも簡単に採取しやすい口腔粘膜を検体として採用していることが多く、採取時の痛みが少ないのが特徴です。
病院まで行く手間が省けて、検査費用も抑えられるのがメリットといえます。
一方デメリットは、調べられるのがAGAのなりやすさだけで、実際に起こっている薄毛の原因を突き止められる方法ではないことです。
将来AGAが発症するリスクはあるが、今の薄毛の原因は違うというケースなど、検査キットでは判別できないことが多くあります。
それに対して、病院検査のメリットは正確性の高さです。
頭皮の状態や髪の毛の太さ、密度などを拡大鏡で確認したうえで、血液を採取して遺伝子検査をします。
検査項目が細かく、薄毛の原因をある程度特定できる点がメリットです。
また、不明な点は医師に直接質問できる点も安心できます。
ただし、検査項目が多いので費用が高くなりやすいのはデメリットです。
採血時の痛みや病院へ行く手間もデメリットということができるでしょう。
検査キットの使用方法は?
AGAの検査キットは、インターネットで購入するのが一般的です。
キットを注文したら、数日後には手元に届くので、まずは中身が全部そろっているかを確認しましょう。
検査会社によって若干中身は異なりますが、検査の説明書、遺伝子検査同意書、検査に使用する器具や容器、返信用封筒などが同封されています。
全部そろっていたら、まずは検査の説明書やキットの取り扱い説明書、検査同意書などにしっかり目を通すことが大事です。
この時点で不明なことがあれば、すぐに販売元へ問い合わせをしましょう。
検体採取は綿棒で口腔粘膜を採取するのが一般的ですが、検査キットによって異なります。
検体の採取方法や保存方法は説明書に従って正しく行うことが大事です。
検体の採取が済んだら、検体や同意書など指定されたものを返信用封筒に入れて検査機関に送ります。
検査にかかる期間は検査会社によって異なりますが、数週間~1カ月ほどで遺伝子検査結果が届くというのが通常の流れです。
検査後はどうすれば良い?おすすめしたいAGA・育毛専門サロンでケアすること
薄毛の原因はAGA以外にもあり、原因ごとに適した対策が必要です。
また、AGAの原因は男性ホルモンの影響だと思われがちです、生活習慣や頭皮環境の悪化も大きく影響しています。
病院での投薬治療は、AGAが原因の薄毛には有効ですが、AGAでない場合には意味がありません。
また、AGAの場合でも、投薬治療だけでは不十分です。
どのような薄毛でも、生活習慣や頭皮環境の見直しが不可欠なので、育毛専門サロンでのケアを取り入れてみるとよいでしょう。
育毛専門サロンは毛穴に詰まった皮脂や汚れを取り除いたり、頭皮を刺激したりして、頭皮環境を高めることを専門に行う施設です。
髪の毛の土台となる頭皮を活性化することで、髪が抜けにくく、生えやすい頭皮環境づくりをサポートしてくれます。
ですから、AGA検査を受けたあとは、育毛専門サロンでケアする方法も選択肢に入れておくとよいでしょう。
検査後のことも考えて検査方法を選ぼう
一口にAGA検査といっても、病院で受ける検査とキットで行う検査とでは、調べられる内容が異なります。
検査によって何を知りたいのか、検査結果が出たあとはどのようにするつもりなのかをよく考えて、検査方法を選ぶことが大事です。
検査後の対策方法としては、病院での投薬治療を受ける方法以外にも、育毛専門サロンで頭皮ケアを受ける方法があります。
先々のことも計算に入れたうえで、自分にとってどの方法がメリットなのかをよく考えて検査方法を選ぶようにしましょう。
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この記事の監修
EDITORIAL SUPERVISION


株式会社バイオテック
育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。