HAIR GROWTH
発毛・育毛
薄毛に悩んでいるのに、何もせず放置している人はいませんか。
病院で治療するほどではないと思っているうちに、症状が進行してしまうかもしれません。
日常生活で簡単にできることから対策を始めましょう。
AGAは遺伝だから仕方がないなどとあきらめていては何も変わりません。
あきらめることはいつでもできるのですから、薄毛対策としてやれることは、何でも試してみましょう。
この記事では、自宅で手軽に始められるAGA対策について解説します。
目次
万が一に備えて!薄毛予防や対策をしている人の割合は?
まずは、日ごろから薄毛対策をしている人がどれくらいいるのか、アンケートを取って調べてみました。
【質問】
将来的なリスクを考えて薄毛予防や対策をしていますか?
【回答結果】
している : 63
していない : 37
調査地域:全国
調査対象:【性別】男性
調査期間:2018年10月10日~2018年10月17日
有効回答数:100サンプル
薄毛対策をしている人が約6割
今回のアンケートでは、薄毛予防や対策をしていると回答した人が全体の63%を占めました。
・もうすでに、薄毛の症状が出始めているので、育毛シャンプーを使ったり、日頃からストレスをためないようにしたりしています。食生活にも気を使っています。(40代/男性/経営者)
・髪を洗うときにシャンプーなどを少なめに使って洗い過ぎないことと、毎日シャンプーを使わないようにしています。(40代/男性/無職)
・食生活や運動、睡眠など健康的な生活は、薄毛対策になると思って気を付けています。(50代/男性/正社員)
していると回答した人の多くは、シャンプー選びやシャンプーのやり方で対策をしているとコメントしていました。
また、食事や運動や睡眠など日常生活を規則正しくすることで対策をしているという声も多く聞かれました。
髪の毛や頭皮に直接関わること以外でも薄毛予防や対策はできると考えている様子がうかがえます。
一方、予防や対策をしていないと回答した人のコメントは次の通りです。
・具体的な症状が出てきたらしようと思っています。(30代/男性/無職)
・家族や親戚に薄毛の人がいないので、自分は薄毛にはならないのでは感じているから。(40代/男性/正社員)
・薄毛のほとんどは遺伝によるものでどうしようもない。薄毛になったら坊主にしようと思っている。(30代/男性/正社員)
していないと回答した人の多くは、家族や親戚に薄毛の人がいない人か、まだ当分は薄毛になりそうにないと感じている人のようです。
薄毛になることに現実味を感じていないため、予防や対策の必要性を感じていないことがうかがえます。
また、薄毛になった際には現実をそのまま受け止めるつもりでいる人も、予防や対策には関心がないようでした。
今回のアンケート結果から、薄毛予防や対策に必要性を感じている人は、日常生活で簡単にできる予防や対策を取り入れていることがわかりました。
このことを踏まえて、日常生活でどんなAGA予防や対策ができるかを見ていきましょう。
AGA自宅対策1:生活習慣を改善する
生活習慣のなかには、頭皮に悪影響を与えているものがあります。
たとえば、飲酒や喫煙がそのひとつです。
アルコールは分解の際に多くのエネルギーを必要とするため、飲酒後には肝臓に血液が集中します。
本来髪の毛や頭皮へ向かうはずの栄養素も肝臓に運ばれてしまう可能性が否定できません。
また、アルコール分解の際に発生するアセトアルデヒドという有毒物質の問題があります。
少量の飲酒であれば、アセトアルデヒドが生成されてもすぐに無害な形で対外に排出されますが、大量の場合はそのままの形で血液内に残る点が問題です。
アセトアルデヒドは、AGAの原因物質のひとつである5αリダクターゼを増やす働きをするといわれています。
毎日のように大量の飲酒を繰り返せば、常に体内にアセトアルデヒドがある状態が続いてしまうかもしれません。
一方、タバコに含まれるニコチンは、毛細血管を収縮させる作用があるといわれているので、頭皮の血流が悪くなり、栄養や酸素の供給量は減少します。
ですから、アルコールやたばこを控えることが頭皮環境にはよい影響を与えることにつながるわけです。
ほかにも、睡眠時間をしっかり取ることやストレスを溜めないことも自律神経のバランスを整えることにつながり、頭皮環境をよくするのに役立つと考えられています。
AGA自宅対策2:適度な運動をする
適度な運動をすることも、AGA対策には有効だといわれています。
運動して汗をかくと、DHTを生成する因子が汗とともに体の外に排出される可能性があるからです。
また、運動によって心拍数が上がれば、体全体の血流がよくなり、頭部への血流量も増えることが期待できます。
さらに、運動することで成長ホルモンの分泌が促進されるといわれていることも、AGA対策につながる理由のひとつです。
ただし、どのような運動でもよいというわけではありません。
筋トレは過度に行うと薄毛になりやすいともいわれているので注意が必要です。
無酸素で運動を行うと亜鉛の消費量が増え、テストステロンの分泌量が増えることが薄毛につながるとされています。
しかし、筋トレが問題というわけではなく、無酸素と有酸素両方の運動をバランスよく行うことが大事ということです。
AGA対策のために運動を取り入れるなら、無理なく毎日できるものを選ぶとよいでしょう。
ウォーキングやジョギング、サイクリングなど、日常生活に取り入れやすい有酸素運動がおすすめです。
AGA自宅対策3:食生活を改善する
食生活の見直しでAGA対策をするなら、バランスのよい食事をまず心がけましょう。
そのうえで、薄毛対策に有効とされている栄養素を積極的に摂ることがポイントになります。
一般的にAGA対策によいとされているのは、タンパク質、亜鉛、ビタミン類を中心とした食事です。
タンパク質は、体に摂取するとアミノ酸に分解され、必要なところまで運ばれたあとで、たんぱく質に再合成されます。
そのため、アミノ酸の種類を豊富に摂ることが大事です。
亜鉛は、男性ホルモンと結びついてDHTを生成する5αリダクターゼを抑える働きをするといわれています。
ビタミン類のうちA、C、Eは強い抗酸化作用が期待できるものです。
体の中に発生する活性酸素を除去する働きを持つといわれている栄養素なので、AGAだけでなく生活習慣病などの予防効果も期待できます。
また、ビタミンCには、亜鉛の吸収率を高める働きもあるとされているので、合わせて摂るとよいでしょう。
ビタミンB群は、頭皮や血管の働きやたんぱく質の合成を助けたりする役割が期待されます。
ただし、これらの栄養素は大量に摂ればよいというものではありません。
適量をコンスタントに摂取することを心がけることが重要です。
そうすれば、育毛だけでなく体全体の健康増進にもつながるでしょう。
AGA自宅対策4:頭皮に良さそうなことは取り入れてみよう
自宅でAGA対策をするなら、頭皮のためになりそうなことを試してみることも必要です。
たとえば、頭皮マッサージやシャンプーなどは手軽に始められるのではないでしょうか。
頭皮マッサージは、硬くなった頭皮を柔らかくもみほぐすことで、血行の促進に役立つと考えられています。
爪で頭皮を傷つけないように指の腹を使って行うことと、力を入れすぎないことがAGA対策をするうえでのポイントです。
軽く揉む、軽く押すということを心がけながら行いましょう。
頭皮環境を適切な状態に保つためには、シャンプー剤やシャンプーの方法を見直すことも必要かもしれません。
シャンプー剤は、頭皮に刺激を与えず適度な皮脂や水分を保ちながら洗える育毛シャンプーがよいといわれています。
また、シャンプー方法は、髪の毛ではなく頭皮をやさしく揉むように洗うことが脱毛予防になるようです。
抜け毛を防いだうえで育毛にも取り組むなら、育毛剤の使用も考えてみるとよいでしょう。
自宅で対策するなら無理なく続けられる方法を選ぼう
自宅でAGA対策をするなら、よいといわれることはすべて取り入れたいという人もいるでしょう。
頭皮や髪によいとされるものは積極的に取り入れたいと思うことは大事なことです。
しかし、すべてを生活に取り入れるのはやはり無理があります。
無理は長続きしません。
ストレスを溜めることで薄毛を進行させてしまう場合もあります。
AGA対策は長く続ける必要があることです。
無理なく続けられる方法を選んで、生活に取り入れることを重視しましょう。
関連記事:「AGA対策は方法を選べる!何ができるか知っておこう」
この記事の監修
EDITORIAL SUPERVISION
株式会社バイオテック
育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。