HAIR GROWTH
発毛・育毛
目次
細い髪を太くする方法でより効果的なのは、食事とシャンプーどっち?
髪の毛を太くするには、食事とシャンプー、どちらを工夫するべきでしょうか。
薄毛や育毛に興味のある100名に質問してみました。
【質問】
髪を太くするために工夫するべきなのはどちらだと思いますか?
【回答結果】
食事:72
シャンプー:28
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2018年12月12日~2018年12月19日
有効回答数:100サンプル
太い髪の毛は食事の改善から?実はシャンプーの工夫も大切
7割の人が、太い髪の毛のためには食事が重要だと答えました。
・シャンプーはあくまで頭皮や髪の毛をきれいにするもので、髪の毛を作るのは体の中から。であれば食事がカギを握っているように思うため。(30代/男性/正社員)
・食事のほうが重要だと思う。植物と同じで、地面(地肌)に栄養がないと、良い髪は伸びないと思うから。(20代/女性/無職)
皮脂や汚れを除去するシャンプーより、体内から栄養を補う食事のほうが大切だとする意見が多く見られました。
・頭皮に直接働きかかけることが大切だと思います。
薄毛専用のシャンプーを使い、ブラッシング時や洗髪中に頭皮のマッサージをするように心がけています。(40代/女性/正社員)
一方、シャンプーと答えた人は、頭皮に直接働きかける点が重要だと感じているようです。
どちらの回答でも、薄毛を根本から解決するためにはどうすればいいかという点に、着目しているようでした。
実は、健康的な髪の毛には、食事とシャンプーのどちらが欠けても、丈夫な髪の毛を育むのは難しいです。
食事とシャンプーをどのように工夫すればいいのか、詳しく見ていきましょう。
「太い髪」と「細い髪」…その違いとは?
髪の毛の太さは男女差や個人差がありますが、一般的には0.05~0.15mmのあいだで収まっています。
平均的な太さの人は、0.08~0.09mm程度です。
髪の毛には毛周期という生え変わりのサイクルがあり、毛周期の時期によっても太さが変化します。
もっとも太いのは成長期で、伸びている途中の髪の毛なら0.15mm程に、髪の毛が成長をやめて退行する時期には0.05mm程度まで細くなる場合があります。
髪の毛の内部は、外側からキューティクル、コルテックス、メデュラの3構造です。
この内、髪の太さを決めるのは繊維成分であるコルテックスの量です。
コルテックスの量は先天的な要素で左右されますが、紫外線のような外的ダメージや体内の栄養状態によっても影響されます。
もし、成長期の髪の毛が0.05mm程度の場合は、注意が必要です。
生まれつき髪の毛が細い人は、生活習慣やシャンプー選びの工夫が望ましいとされています。
髪が細くなってしまう原因
薄毛というと、髪の毛の量が少なくなってしまうイメージがあります。
しかし、量は変わらなくても髪の毛が細くなることで、髪全体が薄くなったように見える場合があります。
髪の毛が細くなるのは、外的要因と内的要因の2つが原因です。
外的要因とは、何らかの要因で頭皮がダメージを受けている状態のことです。
皮脂やフケ、シャンプーに配合されているシリコンなどが残って毛穴を塞いでしまうと、髪が生えにくくなり健康的な状態になりません。
内的要因とは、食生活からくる栄養不足です。
髪の毛は、毛細血管から運ばれる栄養分を受け取って成長していきます。
材料となる栄養素が足りないと、太くて丈夫な髪の毛を作れません。
頭皮環境の悪化で皮膚が固くなると、やはり必要な栄養素を届けにくくなってしまいます。
髪の毛を太くすることが期待できる対策方法

栄養バランスの良い食生活に改善する
髪の毛の太さは、タンパク質が鍵を握っています。
髪の毛はケラチンというタンパク質でできており、ケラチンは18種類以上のアミノ酸からできています。
しかし、毛母細胞の分裂はタンパク質だけでは不十分です。
ビタミンB群や亜鉛など、タンパク質の代謝を助ける栄養素によって、髪の毛が効率的に作られるようになります。
タンパク質や必須アミノ酸を摂取するなら、牛肉や豚肉の赤身、鶏肉、卵、乳製品、大豆製品などを積極的に食べましょう。
ビタミンB群を摂取するならアジやサバなどの青魚、亜鉛なら牡蠣やウナギ、チーズ、卵黄などがおすすめです。
この他、各種ビタミンを摂取するために、緑黄色野菜を摂りましょう。
摂取した栄養素は、胃で消化されてから十二指腸を経て小腸へ送られ、吸収されます。
その後、腎臓や肝臓を経由して血流に乗り、血管を循環して髪の毛に送られます。
シャンプーの方法や選び方を改善する
薄毛の悩みを持つ人は、さまざまなヘアケアを行っているのではないでしょうか。
ヘアケアのなかでも、シャンプーの選び方や使い方は重要です。
細い髪の毛は、少しの刺激にも敏感です。
頭皮に優しく刺激の少ないアミノ酸系シャンプーで洗い上げましょう。
頭皮は皮脂や汗が出やすく、毛穴詰まりが起きやすい部位です。
毛穴が塞がってしまうと、新しい髪の毛が生えにくくなってしまいます。
だからこそ、頭皮は常に清潔な状態を保つ必要があります。
特に、毛穴周辺はキレイにしておきたいものです。
アミノ酸系シャンプーかスカルプシャンプーでていねいに洗いましょう。
シャンプー中は、指の腹を使って頭皮マッサージを行うと、効率的に頭皮ケアができます。
頭皮全体の血流が良くなるように、まんべんなくマッサージするのがポイントです。
毎日の食事からしっかり栄養補給し、合わせて頭皮マッサージを行えば、健康な髪の毛が生えやすくなるでしょう。
■生活習慣を改善する
その他の自分でできる対策としては生活習慣の改善です。
一口に生活習慣と言ってもたくさんありますが、髪の毛にとって重要な生活習慣としては、紫外線対策と睡眠が挙げられます。
頭皮は紫外線を浴びると乾燥しやすい状態になってしまいます。
頭皮は乾燥すると血行不良となり、髪の毛に影響が行き届かなくなってしまいます。
そのため、夏の暑い日に何も紫外線の対策をしないで出歩いている方は、帽子を被るなどして頭皮を紫外線から守ってあげましょう。
また、十分に睡眠が取れていない方も注意が必要です。
十分な睡眠がとれていないことは体にとってストレスになってしまい、自律神経の乱れからくる血行不良を引き起こします。頭皮の血行不良は髪に栄養を届けるのを阻害してしまうため、細い髪の原因となります。
そのため、不規則な睡眠を取っている方は、規則的に十分な睡眠が取れるように生活習慣を見直してみましょう。
■育毛剤を使ってみる
育毛剤を使うことも自分でできる対策の1つです。
育毛剤を使うことで手軽に発毛の促進や頭皮環境のケアを行うことができます。
育毛剤を選ぶポイントとしては、ミノキシジル、塩化カルプロニウム、センブリエキスのような血行促進成分や、ラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分がしっかりと配合されているかが重要です。
頭皮の血行不良や乾燥が気になったら育毛剤を使うのは良い選択肢と言えるでしょう。
セルフケアでも髪の毛が太くならない時には?
細くなってしまった髪の毛を太くするには、食生活の改善やシャンプー選び、生活習慣の改善などセルフケアが重要です。
これらのご自身でもできることがおざなりになってしまっている方はまず、できる範囲でセルフケアを試してみてはいかがでしょうか。
セルフケアをしても改善しない場合には、AGAなどの可能性があります。
そんなときには、一人で悩まず、まずは薄毛のプロに相談してみるのがよいでしょう。
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この記事の監修
EDITORIAL SUPERVISION


株式会社バイオテック
育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。