HAIR GROWTH
発毛・育毛
間違ったシャンプー選びやシャンプーの仕方が薄毛の原因になっている場合があります。日々の生活の中、老若男女を問わず誰もが行うのがシャンプーです。普段何気なく行っていることの中に薄毛の原因があるなら、早めに改善しておきましょう。自分に合うシャンプーを選び、正しい方法でシャンプーするだけで、薄毛や抜け毛の悩みが解消されるかもしれません。ここでは抜け毛を防ぐシャンプーの選び方やシャンプー方法について解説します。
目次
シャンプー中の抜け毛に対する意見をまとめてみました!
まずは、シャンプー中の抜け毛が気になる人は何か対策をしているのか、アンケートを取って調べてみました。
【質問】
シャンプー中の抜け毛に対策をしていますか?
【回答結果】
はい:123名
いいえ:90名
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年2月23日~2017年2月24日
有効回答数:213サンプル
シャンプー中にできる対策は意外と多い
今回のアンケートでは、シャンプー中の抜け毛に対する対策をしていると答えた人が過半数を占めました。
・ゴシゴシこすらずに、手のひらでシャンプーを泡立てて、泡でフワフワ押さえるようにしてそっと洗う。(40代/パート・アルバイト/女性)
・いつものシャンプーを変えました。自然派の刺激のないもので優しくマッサージするようにシャンプーしています。(50代/専業主婦・主夫/女性)
・シャンプー中に毛穴を掃除する毛が細い特別のシャンプーブラシを使ってます。(40代/自営業(個人事業主)/男性)
対策をしていると答えた人のコメントを見ると、「シャンプーを選んでいる」「洗い方を工夫している」という声が目立ちます。意識すればシャンプー中にできる対策はたくさんあるようです。一方、対策をしていないと答えた人のコメントは次の通りです。
・シャンプー中に抜ける髪の毛はどうせ抜ける物だと思っている。(40代/専業主婦・主夫/女性)
・抜け毛があるか関係なく、いつも優しく丁寧にシャンプーをしているので、対策する必要が今のところないと思っている。(20代/会社員/女性)
・どのような対策をしていいのかわからないので対策をしていない。(30代/会社員/男性)
特に対策をしていないという人のコメントからは、対策を取る必要性をあまり感じていない様子がうかがえます。抜け毛が薄毛に繋がるという危機感がないため、具体的な対策を取ろうとしていないように感じられました。
シャンプー中の抜け毛対策を行っている人は多いものの、何もしていない人も少なくないのが現状です。そこで、薄毛と髪のダメージを予防するために大切な、シャンプー中の抜け毛対策についてまとめてみました。
シャンプーは何を選べばいいの?
市販のシャンプーは大きく分けて次の3つの種類に分類できます。
・高級アルコール系シャンプー
ドラッグストアなどで売られている一般的なシャンプーはほとんどがこのタイプです。高級というのは炭素の分子数が多いという意味で、値段の高い高級品という意味ではありません。石油を原料とする界面活性剤が使われていて、洗浄力が強く泡立ちがよいことが特徴です。
・石鹸系シャンプー
石鹸成分を洗浄成分にしているシャンプーです。アルカリ性のため弱酸性の髪質がアルカリ性に傾き、きしみやすいという欠点があります。洗浄力が強いため、脂性肌の人には向いています。
・アミノ酸系シャンプー
洗浄成分がアミノ酸のシャンプーです。地肌や髪の成分に近いため、刺激が少ないのが特徴です。洗浄力が弱いものの、保湿効果が高く、しっとりと仕上がります。子どもから高齢者まで安心して使えます。
これらの中で、抜け毛が気になる人におすすめなのは、アミノ酸系シャンプーです。高級アルコール系シャンプーを使っていて、抜け毛や湿疹が目立つようになったときは、アミノ酸系シャンプーに切り替えるだけで地肌のトラブルや抜け毛が治まることもあります。
抜け毛を予防するために正しいシャンプー方法が知りたい
抜け毛を予防するには、頭皮や髪に良いシャンプーを選ぶのと同時に、洗い方にも注意をすると効果的です。せっかく地肌に優しいシャンプーを選んでも、力任せにゴシゴシと洗っていたのでは抜け毛が減りません。抜け毛を予防するなら、次のポイントを押さえてシャンプーするようにしましょう。
・お湯の温度はぬるめに設定
お湯の温度が高すぎると、皮脂を奪い過ぎるうえに乾燥も早めてしまいます。皮脂を奪い過ぎると、かえって過剰分泌の原因になるため気を付けましょう。シャンプーするときのお湯の目安は37度から40度です。
・シャンプーの前にブラッシング
髪を濡らす前にブラシをかけて髪に付着した汚れや地肌のフケを浮き上がらせておきます。そうすれば、お湯をかけただけでも汚れはかなり落ちます。
・地肌までお湯で濡らす
地肌まで濡らさなければ頭皮の汚れや余分な皮脂は落とせません。
・シャンプーは手の上で泡立てる
シャンプーは十分に泡立ててから手に取り、頭に乗せて全体に広げます。
・指の腹を使って揉むように洗う
爪を立てないようにして優しくマッサージしながら洗います。
・シャンプーを残さないようによくすすぐ
シャンプーが残ると酸化して抜け毛の原因になります。
・トリートメントは髪の毛だけに付ける
トリートメントで地肌をコーティングしないようにしましょう。
・できるだけ早く乾かす
地肌の乾燥を防ぐために、洗い終わったらできるだけ早くドライヤーなどで乾かします。自然乾燥は厳禁です。
薄毛対策に効果的なシャンプーの頻度とは
抜け毛が気になると、地肌に余分な皮脂や汚れが詰まっているせいだと思って、頻繁にシャンプーをする人もいます。
しかし、それは逆効果です。
いくら汗やにおいが気になっても、1日2回以上洗ってしまうと、皮脂や汚れが毛穴に溜まることよりもシャンプーすることのほうが頭皮への負担になります。
抜け毛を予防するなら、シャンプーする回数は少なめにしたほうがよいでしょう。
シャンプーは思っている以上に髪や頭皮の負担になります。
皮脂が気になる人は、シャンプーで皮脂を落としすぎていて過剰分泌になっている可能性もあります。
シャンプーの頻度を落として、皮脂の分泌量を正常に戻してやることも必要です。
それでも、髪の汚れや臭いが気になるようなら、ブラッシングで汚れを浮き上がらせた後、お湯だけで髪を洗ってみるとよいかもしれません。
湯シャンと普通のシャンプーを併用することは抜け毛防止に繋がります。
毎日シャンプーをするというのであれば、頭皮に刺激を与えにくいシャンプーを選ぶことが不可欠です。
成分表示をよく見て、刺激の少ないシャンプーを使い、正しい洗い方で洗うようにしましょう。
まとめ
シャンプーは抜け毛の量や薄毛に大きく影響します。
使用するシャンプーや洗い方を見直すだけで、抜け毛があっさり治まってしまうことも少なくありません。
シャンプーのしすぎが皮脂の過剰分泌の原因になっていることもありますから、対策方法を選ぶ前に何が原因なのかを正しく知るようにしましょう。
原因に合った対策方法を知るには専門サロンに相談するのがおすすめです。
シャンプー選びや正しいシャンプーの仕方のアドバイスも受けられます。
関連記事:「シャンプー中の抜け毛が気になる!原因と予防策を紹介」
この記事の監修
EDITORIAL SUPERVISION


株式会社バイオテック
育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。