HAIR GROWTH
発毛・育毛
朝の忙しい時間帯に髪のスタイリングが決まらなくてイライラしてしまうというのは女性に限ったことではありません。男性だって、髪に変な癖がついてしまえば気になるし、薄毛が目立ってきたら何とかして隠したくなるものです。では、実際にくせ毛や薄毛が気になっている男性は、どのような髪型やカバーの仕方を選んでいるのでしょうか?薄毛カバーをするのに適した髪型や、くせ毛の簡単なボリュームアップのさせ方などについて解説します。
髪質によって異なるお悩み!男性の声をまとめてみました
最初に、男性にとって髪質はどれくらい悩みの種になっているのか、アンケートを取って調べてみました。
【質問】
くせ毛や薄毛が原因で髪型が決まらないということはありますか?
【回答結果】
はい:157名
いいえ:31名
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:20代~50代の男性
調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
有効回答数:188サンプル
くせ毛や薄毛で苦労している人が多数派
アンケートの結果、くせ毛や薄毛のせいで髪型が決まらないと答えた人が全体の8割以上を占めました。
・元々くせ毛のため髪型がまとまりにくいことに加えて、ここ数年で髪が薄くなったために、地肌が目立つ部分を隠す必要が出てきて、さらにまとめにくくなった。(40代/会社員/男性)
・天然パーマで困っています。湿気の多い日は髪型がまったく決まりません。頑張って何とか形にできたときでも、途中で雨が降ったり湯気に当たったりするとすぐに癖が出てうにゃうにゃしたかっこ悪い状態になってしまいます。(40代/会社員/男性)
・整髪剤と用いて髪をまとめると、ボリュームがなくなり、分け目も目立つ。整髪剤を用いなければ、ボリュームは出るけれど、バサバサになり、髪の隙間から地肌が目立つ。(20代/会社員/男性)
髪の毛にくせがある人の多くは、スタイリングが決まらなくて困ったという経験をしているようです。特に湿気が多いときや寝ぐせが付いてしまったときには思ったように直すことができずいつもよりも時間がかかってしまうという声が多く聞かれました。また、もともとくせ毛だった人が薄毛になると、薄くなっている部分が隠しにくくなったり、薄毛が目立ちやすくなったりするという意見もありました。一方、髪型が決まらなかったということはないと答えた人のコメントは次の通りです。
・昔は髪型が決まらず、四苦八苦していましたが、今はスキンヘッドなので気にならなくなりました。(30代/会社員/男性)
・薄毛で坊主頭にしているので髪型が決まらないことはありません。(40代/自由業・フリーランス/男性)
・くせ毛を生かした髪形にしているため、基本的にきまらないということはありません。(30代/その他専門職/男性)
こちらの答えを選んだ人は、「くせ毛や薄毛でも髪型が決まるから大丈夫」というよりも、「あえて髪型を決める必要が無くなっている」という人がほとんどでした。
アンケートの結果、くせ毛や薄毛で困っている方が多くいることが浮き彫りになりました。ここからは、皆さんのお悩みが解決するように、くせ毛や薄毛をカバーしやすい髪型についてご紹介していきます。
薄毛カバーは短髪で決まり!
薄毛を目立たせたくないとき、つい地肌が見えにくくなるように髪を長めにしたり、パーマをかけてボリュームを出そうとしたりしてしまいがちです。
しかし、実際にやってみると逆に薄毛が目立ってしまいます。
ではどうするのが正解なのか。
薄毛をカバーするときは、できるだけ髪を短くするのがおすすめです。
それでは地肌が目立ってしまうのではないかと心配になるかもしれませんが、やってみた人は口をそろえて「目立たなくなった」と言います。
メンズの短髪の場合、髪の毛がたくさんある人でも地肌はうっすら見えるので、髪の量の少ない人の地肌が見えても特に薄くは感じられないのです。
自然に見え、隠している感じが無くなることで、女性からの受けもよい髪型です。
手入れが楽で、薄毛も寝ぐせもスタイリングも気にせずに済む髪型ということであれば、やはりおしゃれボウズやソフトモヒカンが楽でいいでしょう。
くせ毛のボリュームを活かそう
くせ毛の人には髪の毛が細くてコシがないいわゆる猫毛の人と、1本1本が太くて硬い髪質の人がいます。
どちらも思ったような髪型にはしにくいのですが、ボリュームが無くて困るのは猫毛、ボリュームがあり過ぎて困るのが太くて硬い毛と、同じくせ毛でも悩みが全く違います。
ボリュームが多いくせ毛の場合には、単純に短髪にするのではなく、くせ毛ならではのボリュームを活かした髪型にすると薄毛が目立ちにくくなります。
メンズの場合には、サイドとバックだけを短髪にして、トップのボリュームはそのまま活かす刈り上げツーブロックまたはソフトモヒカンならくせ毛がちょうどよいメリハリになります。
硬めの髪質でクセがある場合、ふんわりさせることは難しいので、下手に全体的に長さを出すとスタイリングが大変になります。
くせ毛の流れをそのまま活かせるくらいの長さにするのがポイントです。
ボウズやベリーショートは抵抗があるというひとは、髪質を変えるためにパーマをかけてみたくなるものですが、中途半端にパーマをかけると素人には手に負えなくなってしまいます。
思い切って手櫛でスタイルが決まる程度まで短くして、あえて無造作ヘアにしているように見せると楽になります。
くせ毛&薄毛をカバーする髪型の具体例
くせ毛でなおかつ薄毛の場合にもやはりメンズの髪型の基本は短髪です。
サイドとバックをできるだけ短く刈り込んで、トップにボリュームを持たせられる髪型がベストです。
髪の毛のクセや髪質にも寄りますが、ソフトモヒカン、刈り上げツーブロック、おしゃれ坊主の中から、トップをまとめやすいスタイルを選ぶとかっこよく見えます。
薄い箇所が前髪の生え際ならベリーショートとソフトモヒカンの中間、ツーブロックとソフトモヒカンの中間くらいの髪型が目立ちにくくなります。
くせ毛でなおかつ薄毛という場合、ロングヘアにしてしまうとどうしても清潔感が失われてしまいます。
ミディアムくらいの長さにしたいのであれば、髪を全体的に上の方に流すスタイリングでカバーしましょう。
できるだけトップの方にボリュームを持って行くように髪型を作ります。
まとめ
くせ毛はうまく扱えないと毎朝面倒に感じられますが、パーマをかけなくても最初からウェーブがかかっていると思えれば案外楽かもしれません。
手櫛だけでまとまるくらいの長さにカットしておけば、無理にスタイリングしなくても薄毛をカバーでき、時間短縮にもなります。
しかし、いくら髪の長さを短くしても髪型がうまくまとまらないというのであれば、ただ悩み続けるより専門サロンに相談することも考えてみたほうがよいかもしれません。
関連記事:「くせ毛は薄毛になりやすい?関係性と似合う髪型について調査」
この記事の監修
EDITORIAL SUPERVISION


株式会社バイオテック
育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。