HAIR GROWTH
発毛・育毛
スタイリングがしにくくなって気が付くことが多い後頭部の薄毛。自分の目では確認しにくいため、スタイリングに時間がかかることも少なくありません。しかし、厄介な後頭部の薄毛も髪型を変えることでグンとカバーしやすくなります。ですから、毎日後頭部のスタイリングに悪戦苦闘しているのであれば、髪型を見直してみましょう。ここでは後頭部の薄毛の原因や特徴と共に、後頭部の薄毛を効果的にカバーできる髪型についてご紹介します。
髪にお悩みを持つ方の薄毛対策事情!
まずは、日頃薄毛が気になっている皆さんに、どのような対策を取っているのかアンケートを取ってみました。
薄毛対策のポイントはシャンプーと食生活
・ノンシリコンのシャンプーを使っている。自然乾燥は避けて、しっかり髪を乾かして寝る。(20代/専業主婦・主夫/女性)
・育毛のクリニックへ通っています。再生医療に尽力されているドクターが開発したシャンプーやローションをつかってヘアケアをしています。(40代/専業主婦・主夫/女性)
・規則正しい生活とバランスの良い食生活を心がけることです。無添加のシャンプーを使用するようにしています。(20代/会社員/男性)
・髪型の分け方を少しずつ変えていきます。同じ場所で髪を分けているとその場所が段々薄くなります。変えていくことにより髪のストレスも減ります。(50代/専業主婦・主婦/女性)
・育毛剤(アデノシン)とサプリメント(亜鉛、ビタミンCのC)を愛飲する。(50代/会社員/男性)
・あまり頻繁にシャンプーを使いすぎると逆に良くないという話を聞いたのでそれをまもって洗いすぎないようにしている(40代/パート・アルバイト/男性)
【質問】
どんな薄毛対策を行っていますか?
【回答結果】
フリー回答
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年2月22日~2017年2月23日
有効回答数:167サンプル
全体的にシャンプーについてのコメントが目立ちます。頭皮に優しいシャンプーを選び、頭皮を傷つけないようにやさしく洗う、または頭皮の血行を促すようにマッサージをするという人が多いようです。食生活やストレスに気を付けている人も大勢いました。このようにさまざまな薄毛対策の方法がありますが、人によって手間やお金のかけ方は異なるようです。それなら、薄毛を効果的にカバーできる髪型に変えたら、日頃のケアが楽になるという人もいるかもしれません。そこで、今回の記事では後頭部の薄毛を効果的に隠せる髪型についても紹介します。
後頭部が薄くなる原因って?
他の部位よりも後頭部の薄さが目立つ場合には、頭皮の血行不良、生活習慣の乱れ、ストレスなどが主な原因です。
他にも薄毛の原因となることはありますが、男性特有のAGAの場合はひたいやつむじ周りから薄くなるのが特徴ですし、女性特有の出産時や更年期の薄毛は頭全体に現れるという特徴があります。
もちろん、それらの原因が絡んでいる場合もありますが、後頭部の薄毛の主な原因は身のまわりにあることがほとんどです。
しかし、睡眠不足や運動不足といった生活習慣の乱れも喫煙や飲酒の習慣も、過度のストレスなどもすべて血流を悪くすることに繋がるため、一番大きな原因は血行不良ということになるかもしれません。
血行が悪くなると毛根に栄養分が運ばれにくくなるうえに、頭皮が硬くなって毛が育ちにくくなります。
首こり肩こりも頭部への血流を阻害することになるため、頭皮をマッサージするだけでなく、身体全体の血行を良くするようにする必要があります。
また、食生活の乱れや偏りは、髪の毛を作るための栄養が不足したり、頭皮の環境が悪化したりすることに繋がり、結果的に薄毛を引き起こします。
後頭部の薄毛をカバーするポイント
後頭部の薄毛を目立たせないようにするためには、自然に隠すということが大事なポイントになります。
たとえば、髪を部分的に伸ばして、伸ばしたところから薄くなっているところまで持ってくるような隠し方をすると、誰の目から見ても不自然に感じられます。
不自然に感じられると逆に人目を引いてしまうので、隠しているつもりが目立たせていることになってしまいます。
パーマでふんわりさせると目立たなくなるという意見もあるようですが、パーマは髪にも頭皮にも負担をかけてしまいます。
パーマをかけることによって薄毛が進行してしまうのであれば本末転倒ですから、パーマでボリュームを出そうとするのはおすすめできません。
できるだけ自然に見えるように、また清潔感が感じられるように髪はできるだけ短くすることがポイントです。
後頭部の薄毛をカバーする髪型の参考例
前頭部や頭頂部は髪型でカバーしやすいけれど、後頭部は隠しにくいと思っている人も多いでしょう。
どこかから髪の毛を持ってきて隠すと考えると不自然になりやすいのが後頭部です。
ですから、短髪にして、無理やり隠そうとしているように見せないことが大事です。
髪の毛は長くなると多い部分と少ない部分のコントラストがはっきりしてしまいます。
せっかく隠そうとしても逆に目立ってしまうということを覚えておきましょう。
髪を短くすると地肌が見えることに抵抗のある人もいるかもしれませんが、髪の毛が多い人でも短髪にすれば地肌が見えます。
地肌が見えても違和感がなく、多い部分と少ない部分の対比が目立たなくなるので、短髪がおすすめなのです。
後頭部の薄毛をカバーする髪型としては、おしゃれボウズやソフトモヒカン、ベリーショートがスタイリングしやすくて、誰にでも似合います。
また、前髪の量があるなら、ツーブロックオールバックにして、視線を後頭部以外の部分に持って行くようにするのもひとつの手です。
まとめ
後頭部の薄毛は原因をしっかり押さえて解消すれば、改善できる可能性があります。
また、あえて地肌を見せる短髪のアレンジで、後頭部の薄さをカバーすることも可能です。
後頭部の薄毛対策のカギは自然に見せることですから、すっきりとした短髪にチャレンジしてみましょう。
もしも、後頭部の薄毛対策の具体的な方法や、効果的にカバーできる髪型がよくわからないというのであれば、専門サロンに相談することも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
関連記事:「タイプ別に紹介!後頭部の薄毛の原因&症状」
この記事の監修
EDITORIAL SUPERVISION


株式会社バイオテック
育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。