HAIR GROWTH
発毛・育毛
後頭部のはげ・薄毛が気になってきた方向けに、後頭部の薄毛の原因や対策を解説します。育毛サロン【バイオテック】は育毛・AGA一筋35年。さらに独自の「最先端ヘアケア理論」をもとに根本的な解決に導く育毛専門サロンのパイオニアです。
目次
後頭部の薄毛に対し皆さんの意見を調査しました
まずは、後頭部の薄毛を気にしている方に、どんな時に気になるのか質問してみました。
普段は見えない分だけ気になる後頭部の薄毛
・特にエレベーターや満員電車等で、すぐ後ろに誰かが居ると非常に嫌ですね。エレベーターなら一番奥に乗りたいですよ。(40代/会社員/男性)
・会社の会議で、月1回、階段教室のような講堂を使って大人数で会議をすることがあり、後ろの席の人に後頭部の薄毛を見られているだろうなと感じるとき。(40代/その他専門職/女性)
・櫛に大量に髪の毛が絡みついているのに気が付いた時。自分は割合前の方は髪が豊かなのでどう考えても後頭部から抜けている。ウチは女でも苦労すると後頭部がハゲる家系。(50代/専業主婦・主夫/女性)
・後頭部は鏡を使わなければ見ることができないので、朝髪型をセットするときに後頭部の薄毛が気になってしまいます。(30代/会社員/男性)
・美容室で合わせ鏡を使って仕上がりを確認するとき悲しくなります。(20代/会社員/男性)
・湿気や汗で髪がペッタンコになってしまったときは後頭部の薄毛が気になります。髪が細いのですぐにペタンとなってしまいがちです。(60代/専業主婦・主夫/女性)
【質問】
どんなときに後頭部の薄毛が気になりますか?
【回答結果】
フリー回答
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年2月21日~2017年2月21日
有効回答数:107サンプル
後頭部の薄毛が気になる瞬間は人によってかなり違うようです。普段は合わせ鏡をしたときくらいしか自分の目で見る機会がない後頭部の薄毛だけに、他人の視線は他の部位以上に意識してしまうのかもしれません。手で触れたときに気になるというコメントがあったのも、手で触れやすい後頭部の薄毛ならではの特徴のように思われます。では、後頭部の薄毛の原因は何なのかを見ていきましょう。
後頭部のはげ・薄毛の原因とは
後頭部は前頭部や頭頂部に比べると薄毛になりにくい部位です。
薄毛の原因のひとつである男性ホルモンの影響を受けにくい部位だからです。
では、後頭部の薄毛の原因は何なのでしょうか?血行不良、ストレス、生活習慣の3つが主な原因として挙げられます。
原因1.血行不良
頭皮の血行が悪くなると、酸素も栄養分も毛根にいきわたりにくくなり、頭皮も硬くなります。
そのため毛髪が育ちにくく、抜けやすくなるのがひとつの原因です。
原因2.ストレス
ストレスは、自律神経を乱し、血行不良の状態を招きます。
また、頭皮の下の筋肉や首が緊張して頭皮が張り、頭皮の血行が悪くなります。
つまり、ストレスが続くと血液が流れにくい状態が長く続くということになり、頭皮の環境が悪くなるということになります。
原因3.生活習慣
後頭部の薄毛の原因になる生活習慣とは、主に食事、睡眠、運動、喫煙、飲酒です。
特に、食事は毛髪を作る栄養にも直接かかわるものですから、栄養の偏りや量も薄毛に関わると言えます。
その他の生活習慣は、自律神経やホルモンのバランスが崩れることによって血流が悪くなると薄毛の原因になりえます。
後頭部の薄毛には種類がある
後頭部の薄毛には種類があります。
ただし、薄毛の種類としてよく知られている男性型脱毛症(AGA)や女性男性型脱毛症(FAGA)のように男性ホルモンの強い影響で起こる薄毛は起こりにくい部位です。
しかし、加齢によってAGAやFAGAが頭頂部から進行して後頭部に及ぶことはあります。
後頭部によく見られる薄毛の種類には次のようなものがあります。
・円形脱毛症
ストレスの他、自己免疫疾患や婦人科病、遺伝でも起こります。
・脂漏性脱毛症(しろうせいだつもうしょう)
細菌やダニの影響で湿疹ができることによって脱毛します。
・栄養障害による脱毛
過激なダイエットや食生活の乱れで、毛根に栄養がいきわたらず毛が抜け落ちます。
・機械性脱毛症
帽子やヘルメットをかぶり続けたり、髪を頻繁に結んだりすることで毛包に異常が起こり、抜けやすくなります。
・瘢痕性脱毛症
できものや傷によって毛根が壊れ、毛が生えてこなくなるケースです。
このように、薄毛はタイプによって対処法が異なります。
先天性のものもありますが、後天性のものであれば、タイプに合った対処をすれば、症状が軽減することもあります。
女性の後頭部…薄毛が進行する原因は?
後頭部の薄毛の原因は主に生活習慣やストレスが原因です。
そのため、後頭部の薄毛は性別に関係なく見られます。
しかし、後頭部の薄毛でも男性だけ、女性だけに当てはまる原因というのはあります。
たとえば、薄毛の原因としてよく知られているagaは、男性型脱毛症という意味ですから、男性にのみ当てはまる薄毛の原因です。
男性ホルモンの影響が大きく、前頭部がM字型に脱毛したり、頭頂部の脱毛がO型に広がったりするのがagaの特徴です。
もちろん、M型とO型の脱毛が同時進行するパターンもあります。
男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼの作用でジヒドロテストステロンとなり、それが毛根部のアンドロゲン受容体と反応することがagaの発症原因です。
ジヒドロテストステロンが毛周期の成長期を短縮させてしまうため、育っていない毛が抜けてしまうことになります。
しかし、アンドロゲン受容体は後頭部にはないため、男性にのみ当てはまるagaは後頭部の薄毛の原因とは言えません。
それに対して、女性にだけ当てはまる薄毛の原因は妊娠、出産、授乳の時期と更年期を中心としたホルモンバランスの乱れです。
女性ホルモンの影響で起こる薄毛は、頭全体で起こることが多く、ピンポイントには表れにくいのが特徴です。
ですから、女性の場合も後頭部だけが特に薄いという場合には、ホルモン以外の要因によって脱毛していると考えて対策をしたほうがよいでしょう。
女性の場合、無理なダイエットが原因になっていることもあります。
食事の量が減ること以上に、タンパク質が不足したり、ビタミンやミネラルが不足したりすることが丈夫な毛が減ってしまう原因になり得ます。
女性の社会進出でストレスがかかる機会が増えていることも後頭部の薄毛の原因と言えます。
女性も頭皮環境が悪化しやすくなっているため、後頭部の薄毛が増えているのです。
詳しくは、「後頭部が薄いかも…女性の薄毛の原因と対策」をご参照ください。
後頭部の薄毛を予防・対策する方法
後頭部の薄毛は、生活習慣が原因で起こっていることが多いため、生活習慣を見直すことで症状が緩和するケースも少なくありません。
たとえば、ストレスによる円形脱毛症で後頭部が薄くなっている場合には、薄くなっている患部を触ることよりも精神的なケアが重要です。
ストレスになっているものを突き止め、取り除くことで薄毛が治まってきます。
脂漏性脱毛症の場合は、原因となっている細菌やダニを取り除かなければ、症状が治まりません。
また、せっかく細菌やダニを取り除いても、枕が汚れた状態のままではまた新たな細菌やダニが住みつくことになり、新たな湿疹を作ってしまいます。
頭皮の環境を整えるのと同時に、細菌やダニを徹底的に駆除するようにしましょう。
栄養障害による脱毛は、食事のとり方や内容を見直すことで脱毛を減らすことが可能です。
機械性脱毛症に関しては、帽子やヘルメットのかぶり方、髪の束ね方が問題になります。
なるべく同じ箇所にストレスをかけ続けないように工夫をしましょう。
瘢痕性脱毛症に関しては、髪を増やすことは無理ですから、うまくカバーできる髪型で対処するのがおすすめです。
後頭部のはげ・薄毛対策
<頭皮の血行を促進する>
頭皮の血液は、髪の毛の成長に必要な栄養を運んでいます。栄養不足によって毛母細胞の分裂が止まると髪の成長も止まり、薄毛やはげの原因になるので注意が必要です。頭皮の血行不良は、首や肩のこわばり、運動不足、ストレスなどさまざまな要因で起きます。特にスマホやパソコンを見る機会の多い現代人は、姿勢が固定され、筋肉や神経が緊張している状態です。肩回しやネックストレッチなど上半身を中心としたストレッチや、ウォーキングなどの全身運動を意識して行い、血の巡りをよくしましょう。適度な運動はストレス改善や自律神経のバランスを整えることにも効果的で、毎日数10分でも良いので継続的に行うことが大切。頭皮の血行を常に良い状態にし、毛母細胞に栄養が送り続けられることで結果的に抜け毛対策にもつながっていくのです。
<生活習慣の改善>
薄毛やはげに大きく影響する要素として「睡眠」「食事」「喫煙」があります。まずは睡眠の質を高めることが大切。髪の成長を促す成長ホルモンは入眠後3時間に最も多く分泌されるため、生活リズムを整え、夜更かししすぎないことが重要です。食事は1日3食、バランスの良い食事をとりましょう。髪の毛の成長を促す「たんぱく質」、血流を促進する「ビタミン」、髪の毛を生成し抜け毛を防ぐ「亜鉛」、髪の毛の材料になる「アミノ酸」は特に髪に欠かせない栄養素。普段の食事で心がけるようにしましょう。また、喫煙は血管を収縮させて血行不良の原因になるため、薄毛やはげを改善したいなら禁煙がおすすめ。ただ、禁煙することでストレスが溜まってしまっては本末転倒なので自分に適したストレス解消法を見つけることも大切です。
<正しいヘアケアをする>
洗髪の目的には大きく2つあります。毛穴に詰まった皮脂を取り除くことと、ふけやベタつきを防ぐこと。髪を洗うときは、まずお湯で髪を流し、しっかりと予洗いをすることも大切です。シャンプーの液剤を頭皮につけないように手でしっかり泡立てをしてから指の腹で使って優しく頭皮を洗っていきます。爪を使ってゴシゴシと洗いすぎると、頭皮を傷つける可能性や頭皮の皮脂を必要以上に落としてしまうなど、髪の毛の成長を妨げてしまうことも。また、頭皮ではなく髪自体を泡立てて洗うと、無意識のうちに髪を引っ張ってしまい、毛根に負担をかけるので要注意です。そのほか、気をつけないといけないことは洗いすぎを恐れるあまり、頭皮をしっかり洗えていないケースも。そして、すすぎを雑に済ませてしまい、頭皮環境を悪化させてしまう可能性が高まります。もうすすぎが良いな?と思ってからさらに10秒ぐらい行うぐらいの意識が大切です。最後に頭皮環境を正常に保つために、洗髪後はしっかりと髪を乾かすようにしましょう。余裕があればシャンプーの際に頭皮マッサージを行い、血行促進させるのも良い方法です。
後頭部のはげ・薄毛をカバーしたい!髪型のポイント
後頭部が薄いことを目立たせないためには、無理やり隠さないということがポイントになります。
薄毛が目立つところを隠そうとするあまり、不自然な髪型になってしまうと、かえってそこに目が行きやすくなります。
パーマをかけることでボリュームを出すという手も考えられますが、パーマは髪や頭皮の負担になりやすい行為です。
薄毛を進行させる原因になることを考えるとおすすめできません。
後頭部は前頭部や頭頂部と比べると髪型でカバーしにくい部位ですが、目立たなくさせることはできます。
周囲の髪を伸ばして持ってくるような隠し方をすると目立つのですから、清潔感とナチュラルさを重視するなら、短髪が基本です。
髪型で隠そうとすると髪を長めにしようと思いがちですが、髪は長くなると髪が濃い部分と薄い部分の違いが分かりやすくなってしまいます。
コントラストがはっきりすると逆に目立ってしまうため、髪は短くしたほうが薄毛をカバーしやすいと言えます。
毛が薄くなくても短髪なら地肌が見えることもあります。
頭皮が透けて見えても不自然ではない状態を作るのがカバーすることに繋がります。
後頭部の薄毛カバーに適した髪型には、ソフトモヒカンやおしゃれボウズ、ベリーショートなどがあります。
いずれもスタイリングが楽なうえに、どんな人でも似合う髪型です。
前髪の量が多い場合には、ツーブロックオールバックで視線を前頭部や頭頂部に持って行く手もあります。
詳しくは、「後頭部の薄毛を隠したい!効果的にカバーできる髪型とは」をご参照ください。
まとめ
前頭部や頭頂部よりは薄毛になりにくい後頭部ですが、後頭部の薄毛は自分では見えない分だけ、気になりやすいとも言えます。
他人の目が後頭部に向いているような気がするだけで心配になってしまうからです。
後頭部の薄毛はagaではありませんが、生活習慣やストレスが大きく関わっています。
男女を問わずに見られる薄毛ですから、自分ひとりで悩んでいる人も少なくないでしょう。
対処の仕方に悩んでいる場合は、専門サロンに相談してみることが悩みの解決につながるかもしれません。
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この記事の監修
EDITORIAL SUPERVISION


株式会社バイオテック
育毛業界で35年以上、脱毛の原因究明に始まる科学的・総合的「育毛用処理剤セット」において、 業界日本初の特許を取得。全国に広がるサロンネットワークとプロの技術、 育毛商品で薄毛・抜け毛にお悩みの方に寄り添い、育毛力を呼び覚ます「スカルプケア」を提供しています。